@めいどREN
 とある土曜日。 吉原の部屋で和泉と吉原は一世一代の大勝負を賭けていた。
 ことの発端は二人で見ていたTVの内容から始まる。
 ソファにルルを挟んで座っていた和泉と吉原は、秋葉原のメイド喫茶特集を何気なく見ていたのだ。
 大のオタクである和泉だったが、女性が絡む萌えごとには興味を示さず、ルルと遊んでいた。 だがオタクごとに興味のない吉原が珍しく画面を食い入るように見ていたのだ。
 最初はタイプの女性がでているのだろうか、と思っていた和泉だったが、吉原の独り言を聞いている内にどうやら自分に関係のあることだとわかった。
 吉原は和泉にメイド服を着せたいらしいのだ。 だがコスプレが大好きな和泉でも女装は大嫌いである。
 もちろん断った。 そう断ったのだ。 しかし吉原はめげなかった。
 どうしても和泉に着てほしいらしく、土下座までしてお願いをする吉原。 正直その姿にドン引いた和泉だったが、一応は彼氏である。 願いを聞かずして却下するのも申し訳なく思ったのか、とある条件をつけてそれを受け入れた。
 それは吉原と和泉が勝負をして、吉原が勝てば和泉がメイド服を着る、というものだった。
 もちろんそれだけでは和泉になんのメリットもない。 なので和泉が勝てば、吉原がメイド服を着て水島といちゃつくこと、を約束したのだ。
 かくして下らないものごとのために二人の真剣勝負は幕を切って落とされた。
「よし、蓮! 勝負だ!」
「受けて立つよ! 絶対、絶対負けないから!」
「オレだってぜってー負けねえ!」
 ばちばちと互いの目から火花が散る。
 勝負内容はいたってシンプルなじゃんけん。 これなら体力があっても頭脳が良くても関係ない。 運のみの勝負である。
 お互い深呼吸をして、気合いを入れる。 じゃんけんの構えに入り、和泉が掛け声をして二人は同時に手を出した。
 その結果、吉原がパーで和泉がグー。
 一瞬にして決まってしまった勝負の結果。 吉原の勝ちであった。
「よっしゃー! 勝った! おい、蓮、オレが勝ったぞ!」
「ああああああっ! ま、負けた……」
「ふん、約束通り着てもらうからな?」
「……うう」
 床に崩れ落ち、泣き真似をし始める和泉を横目で見ながら、吉原は水島へと連絡をした。
 困ったときには水島。 これは二人の中の鉄板ネタでもある。
 全寮制にいる故にマニアックな品物などなかなか入手できない。 だが水島ならなんとか入手してくれるだろう。
 機嫌悪く電話に出た水島に和泉サイズのメイド服と、吉原用の服を注文すると、ごちゃごちゃという声を無視して電話を切った。 水島ならば、早くも今日の夕方には届けてくれるだろう。
 意気揚々とスキップをし出す吉原の横で、和泉は項垂れながらルルを抱きしめたのだった。

 それから数時間後、渋々といった様子で部屋を訪れた水島を機嫌の悪い和泉が出迎えた。
 水島は和泉の姿を見た途端、口から出掛かっていた文句を飲み込む。 今までの経験上、和泉に口で勝てた試しなどない。
 注文品からも予測できるように、触らぬ神に祟りなし、である。
 ぐ、と口を閉じながら和泉に袋を手渡す水島。 本来ならばそのまま帰れたのであろうが、和泉がそれを許す訳もなく、水島のネクタイを引っ張った。
「ちょっと、空気読んでる? つーか読める?」
「な、なんのことだ」
「普通さ、小さめのメイド服をよっしーが頼んだ時点で断るでしょ。俺が、女装嫌いって知ってんだろ? ん?」
「……い、いやそうだが」
「このメイド服、誰が着ると思ってんの? 俺だよ、俺! わかる? 俺、男」
「……すまない。以後、気をつける」
「覚えときなよ。この借り、絶対忘れないから」
 パッ、とネクタイを離され、水島はよろめいた。 目の前には相当機嫌の悪い和泉がいて、その向こうにはご機嫌の吉原がいる。
 馬鹿っぷるに巻き込まれただけの水島であったが、文句は言えない。 というよりは言える訳がないのだ。
 和泉の顔が未だにドストライクな水島だったため、和泉の顔を見てしまうと、なにもできなくなってしまうのだ。
 こうして散々和泉に詰られ、ぼろぼろになった水島は部屋から追い出されてしまったのだった。
「おい、蓮。着替えの時間だろ?」
「……さいあく!」
「ほら、俺も着てやるから、な? それなら恥ずかしくないだろ?」
「……ほんと? なら、まあ、いっか」
 吉原の衣装もすっかりメイド服だと思った和泉は、いくばくか安堵の表情を浮かべると自分用の紙袋を持って寝室へと着替えに移動した。
 流石に何度も裸を見せていても、それ以上のことをしていても、メイド服に着替える姿は見せたくなどない。 なんとなく気恥ずかしいのだ。
 和泉は着ている衣服を全て脱ぐと、メイド服へと着替えにかかった。
 全体的に黒と白で構成されたメイド服。 流石お金持ちの水島が用意しただけあって、生地に高級感がある。
 黒色の太もも辺りまであるニーハイソックスを穿き、ミニワンピース型のメイド服を着る。 ご丁重に白色のエプロンまでついており、レースで飾られたカチューシャもあった。
 全てを装着し終え、鏡に立てばなんとも混沌とした姿がそこにはあった。
「うっわ、きっつ……」
 腕の裾は長く、先に白色のレースがひらひらとたゆたう。 スカートは本当に短くて、しゃがんだらパンツが見えてしまいそうだ。 生足部分はニーハイソックスとスカートの間のほんの少しの隙間だけで、女性が着ればエロティックになるのだろう。
 和泉は鏡でまじまじと自分の姿を見て、げんなりとした。
 流石に女性もののパンツとガーターベルトは装着しなくても文句は言われないだろうが、カチューシャは外したら怒られそうだ。 ちなみにパンツはボクサーパンツを穿いている。
 和泉は深呼吸をすると、気持ちを固め、リビングへと続く扉を開いた。 そこに立っていたのはメイド服の吉原、ではなく執事服の吉原であった。
 全体的に黒色で統一された衣装。 裾が長めのジャケットに、金色のボタンがついているベスト。 中のシャツは白で、ネクタイは臙脂色。 黒色のズボンは細身の吉原にぴったりと合わせたようなデザインだった。
 正直物凄く格好良くて、和泉はぼうっと惚けたように見とれていた。 だがハッと意識を取り戻すと、得意げにポーズを決めている吉原の胸倉を掴み上下に揺らした。
「ちょっと! よっしーもメイドじゃないの!?」
「誰もメイドだなんて言ってねーだろ」
「嘘つき! よっしーの嘘つき〜っ!」
「はいはい。ほら、こっちこい」
 吉原は和泉の腰を掴み、抱き上げるとソファへと移動した。 気持ち良さそうに寝ていたルルは二人に気がつくとソファから降り、寝室へと駆けていく。
 吉原は和泉をソファへと横たわらせると、覆いかぶさったのである。
 二人ともいつもと違う服を着ている所為か、少し妙な違和感を覚える。 いつにも増して可愛くなった和泉に、格好良くなった吉原。
 どきどきと胸を高鳴らせていた和泉だったが、自分の置かれている状態に気がつくとがばっと起き上がった。
「え、待って。よっしー良く考えて? 確かに俺はメイド服を着ると言いました。ええ、言ったよ。だから着ました。うん、で? これは?」
「うん? これ?」
「この体勢! 可笑しいでしょ? え? なに? まさかするとか言わないよね?」
「あーな……でもさ、彼氏が欲情したら普通はやるよな」
「……む、むりっ!」
 ぎゃあぎゃあとソファの上で暴れだした和泉に吉原は苦笑いを零すと、耳元へと唇を落とした。
 初体験以来、和泉と吉原はもう何度も身体を重ねている。 それなのに和泉は未だに生娘のような反応をするから吉原にとっては可愛くて仕方がない。 苛め甲斐があるというものだ。
 ねっとりとした舌使いで耳を蹂躙すると、動きが鈍った和泉の隙をつき、ソファへと深く沈めた。
「は、……んっ」
「ご主人様のいない間になんとやらってな」
「ご、しゅじんさまって……だれ」
「さあ? 颯?」
「……あんな、の、や。柚斗が、いい」
 むう、と唇を尖らせた和泉の頬を掴むと吉原は噛みつくようにキスをした。 抵抗しようと口を固く閉じた和泉だったが、吉原の手が太ももを這えば力が抜け、いとも簡単に舌を招いてしまう。
 ぬるりと口腔に進入した舌が上顎をなぞり、ゆっくりと旋回する。 雰囲気に飲み込まれつつある和泉はそんな些細な刺激でも、びくびくと身体を跳ねさせるのだった。
「ン、ん……っ」
 和泉から抵抗する力を奪うと吉原は唇を離し、快感で頬を染めている和泉を見下ろした。 女性がメイド服を着るのも良いが、男である和泉が着る方がもっと良い。 倒錯的で非常にエロティックだ。
 柔らかな太ももを揉みしだくように触れ、徐々に上へと移動させていく。 既に和泉は快楽に酔い痴れ、小さく身悶えるだけになっていた。
「メイドさんがボクサーパンツってどうなんだよ」
「だ、って……」
「脱がして良い?」
 和泉がそれに答える前に、吉原はボクサーパンツへと手をかけるとするすると下へとおろしていった。 足をあげるように脱がせば、徐々に露になる和泉のお尻。 その角度が非常にエロい。
 脱がせたボクサーパンツを床に放ると、吉原は和泉の両足を割ったところに身体を入れた。
 スカートをすこしあげれば、そこには少しだけ反応を示している和泉自身がある。 それをダイレクトにぎゅっと握ってやれば、和泉の身体は面白いように跳ねた。
「まっ……あ、っあ! だ、め……!」
 柔らかかったそこも、刺激を与えながら上下に動かすと徐々に硬度が増していく。 先端からは透明な液が溢れ出し、吉原の手を汚していった。
 ぬちぬちといやらしい音が静かな部屋に響く。 声を出さないようにと唇を噛み締める和泉だが、吉原に開発されつつある身体は自分の言うことを聞かず素直になる。
 ひらひらとした袖を口元に持っていき、それで口を押さえるがなんの意味も持たず和泉の口からは絶えず嬌声が漏れた。
「やぁっ……! りゅ、せっ! い、いっく……!」
「ん? いく?」
「っはぁ、や、やだっ! それ、……っや」
 吉原は和泉自身の根元をきつく握り締めると達せないよう塞き止めた。
 絶頂を迎えようとしていた和泉の身体は快感故に小刻みに震え、大きく胸を上下に揺らしている。
 今にも爆発してしまいそうなほど張り詰めた和泉自身。 その先端をゆっくりと空いた手で擦ってやれば、和泉は首を左右に振り涙を零した。
 その様子が余りにも可愛くて、吉原の中の淫虐心がぐっと高まった。 和泉には申し訳ないが、もっと虐めよう。
 和泉の先端から手を離すと、片手で器用に自分のネクタイを外し、和泉自身が達さないよう根元できつく縛った。
 切なげな声で吉原の名を呼ぶ和泉。 それが逆効果だと教えたら、どんな表情をするのだろうか。
 吉原は下半身へと伸びた和泉の両手を掴むと、一まとめにして頭上のソファへと押し付けた。
「あ……やだ、柳星っ……」
「可愛いな、メイドさん。オレのメイドさんだっけ?」
「じょ、だんやめて、いかせてっ……!」
「もうちょっと我慢しろ。後でいっぱい可愛がってやるから、な?」
 最初からことに及ぶ予定だった吉原の手際の良さは異常である。 執事服のポケットからローションを取り出すと、そのまま片手で蓋を外し、和泉自身にどろりと零した。
 水で薄めないローションのぬめり具合は半端なものではない。 重たい粘着を持って緩やかなスピードで垂れていく。
 ひやりとしたその感触に、和泉は息を詰めた。
「は、ん……っ」
「蓮のここ、反応してる。わかるだろ? ほら」
「ぁ、あ……やっ……」
 ひくひくと収縮を繰り返している秘部の周りをなぞるようにして動かし、和泉の顔を覗き見る。 熱に浮かされた和泉の表情は色気を放ちつつも、どこか苦しそうでもある。
 自身を塞き止めている所為か、いつも以上に敏感になっている和泉の身体を焦らすように吉原は愛撫をした。
 指先でローションの温度を高めつつ、周辺を行ったりきたり。 決して中には入れようとしない。
 吉原の指が欲しいといわんばかりに反応する和泉の秘部。 それを無視していれば、とうとう限界がきたのか和泉はぼろぼろと涙を零した。
「柳星っ……お、おねがっ……!」
「なに? どうしてほしいんだよ?」
「指、いれて……っ」
 和泉の切羽詰まった表情を見られたことで満足した吉原は、和泉のお望みどおり指を入れてやることにした。
 つぷ、という小さな音を立てて進入した指。 待ち望んでいた指に、和泉の秘部は吉原の指を奥へ奥へと誘うように蠢いた。
 このきつさならもう一本くらいは平気だろう。 そう思った吉原は指を二本に増やすと、中をかき混ぜるようにぐるりと指を動かした。
「あ、あっ、ぁあ……!」
 吉原に腕を拘束されている所為で口を覆うこともできない。 それに和泉の顔をじいと見つめながら指を動かすのだ、吉原は。
 和泉は羞恥に襲われながらも、絶えず和泉を取り巻く快感に声を漏らした。
 無駄に多く垂らしたローションのお陰で動きもスムーズだ。 だが音の大きさも尋常ではない。
 和泉から出た液の音ではないとわかっていつつも、卑猥な音に過敏に反応してしまう。
 いつの間にか三本に増えた指で、和泉の前立腺を刺激する吉原。 あまりに大きな快感に、とうとう耐え切れず、和泉はびくりと身体が反応すると白濁を出すことなく絶頂へと達してしまったのだった。
「ぁ、あ……やっ、なに、……っ」
「空イキしたんだよ、きもちーだろ」
「は、……く、るし……っ」
 吉原はそこで和泉を拘束していた手を離すと、和泉の中からも指を抜いた。
 空イキをしてしまった和泉の身体の疲労感は尋常ではなく、もう指先でさえ動かすのも億劫だ。 そんな和泉を利用した吉原は腰を引き寄せると和泉の身体を反転させ、腰を高くあげさせた。
 スカートをめくれば、吉原が散々弄った所為で少し赤く熟れている秘部が見える。 そこから垂れたローションが卑猥である。
 己のスラックスのジッパーをおろし、中から硬く勃起した自身を取り出す吉原。 それを和泉の秘部に擦り付けると、和泉の腰を掴んだ。
「いれるぞ」
「あ……ネクタイ、外して……」
「だーめ。もうちょっと、乱れてからな」
「え、うそ……やだ……むりっ……!」
 ぐぐ、っと中に押し入ってきた吉原自身に和泉は唇を噛み締めると衝撃に耐えた。
 昔よりはスムーズに受け入れられるようになったといえど、やはり入れる瞬間の圧迫感には慣れない。 大きなもので貫かれるような衝撃を乗り越え、息を吐こうとした和泉だったがそれを吉原が許さず、休む間も与えてくれずに律動をし始めた。
 バックから突かれ、和泉は力なく上半身をソファへと倒す。 しかしその体勢は吉原自身を深く受け入れてしまうのだ。
 いつもより深い場所を突かれ、その快楽の大きさに逃げようと身体をあげた和泉だったが、直ぐに吉原に倒されてしまった。
「あぁーっ! むりっ! いやぁっ!」
「蓮、気持ち良い? オレはすっげー良い、っ……」
「は、ぁっあ、あん……! あっぁ!」
 もはや喋ることすら困難な和泉は、吉原が与える刺激に翻弄されるがままであった。
 吉原が和泉とのセックス用に購入した、キルティングカットが施されてある白のエナメルのソファ。 セックス用に適しているそれが役に立つのは滑らないという点と、液体を弾くという点だけである。
 つるつるとした材質故に爪を立てにくく、和泉の手はソファの上を這いずり回るだけだ。
 ぐるり、と腰を動かしながら悠長に振舞う吉原だが、内心は必死である。 いつもより早い段階で達してしまいそうなのだ。
 なるべく達しないように我慢をしているが、和泉の締め付けが強いので気を抜いたら直ぐに達するだろう。
 泣いているのか喘いでいるのかわからない和泉は、口端からだらしなく涎を垂らしながら、身悶えている。
 流石にもう限界を感じた吉原はラストスパートをかけることにすると、上半身を倒し、和泉にぴったりくっつくようにして腰を動かした。
「んっ、も、いきそ……」
「ぁんっ! あ、あ……りゅ、せっ! も、おねがっ!」
「あと、ちょっと……」
 がんがんと最奥を激しく突き上げながら、吉原の手は和泉自身を塞き止めているネクタイへと伸びた。 外しやすいようにと蝶々結びをしているネクタイの端を引っ張れば、拘束力が弱まる。
 塞き止められていたそれが外されたと同時に絶頂へと達した和泉。 その締め付けにより、吉原も和泉の中へと白濁を流し込みながら達したのであった。
 はあはあとお互い荒い息をさせながら、呼吸を整える。 ずるり、と吉原が和泉の秘部から自身を抜けば、吉原が放った白濁がどろりと垂れた。
「エロいんだけど、お前」
「し、しらない……つーか……お、覚えてなよ……っ!」
「でも、気持ち良かったろ? たまにはコスプレエッチも良いよなあ。次はナース? セーラー?」
「どっちも着ません! も、二度と、ごめんだっ」
 力なくソファに崩れ落ちた和泉。 強い快感が身体を襲った所為か、動く気配すらない。
 それを良いことに吉原は和泉を抱き上げると、己の膝の間に座らせ、後ろから抱き込んだ。
「可愛いよな、ほんと。もうちょっと着てろよ」
「……しないよ? ほんとに、もうしないよ?」
「おう。わかってるって」
 後ろから覗き込むようにして和泉の表情を見る吉原。 そのあまりの熱視線ぶりに、和泉はまたしても文句が言えずに口ごもってしまう。
 なんだかんだ言いつつ吉原に弱い和泉は、こんなことをされても文句の一つも言えないのだ。 惚れた弱みというやつなのだろう。
 吉原の方を向けば、誰もが眩むであろう笑みを向けてくれる。 その笑顔に絆されて、和泉も笑みが浮かぶのだ。
「……よっしーも、その、執事姿、……かっこいいね」
 薄らと頬を染め、小さく動く唇。 それに胸がきゅんと高鳴った吉原はゆっくりと和泉の顔へと近づけると唇をくっつけあった。
 そのまま角度を変えて、キスをし続ける二人。
 吉原が再び盛るまで、吉原と和泉は存分にいちゃついていたのであった。